Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

みどりいろのとけい

緑色の時計

小川 未明

Lisez 緑色の時計 (みどりいろのとけい) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 3 276 caractères · 7 écrans

Aozora Bunko

「いつも、ほがらかな、方でしたのに。」と、ねえさんが、いいました。

「あれで、なかなか考えぶかいところがあって、将来のある人と思っていたのに。」と、おとうさんは、おしまれました。

おとむらいの日には、おとうさんが、いかれました。ぼくは、そのとき、往来で遊んでいて、いまごろ、おじさんのたましいは、天へのぼるのだろうと、まろやかに、よく晴れわたる空をあおぐと、めずらしい金色の雲が、いくつとなく、あちこちに飛んでいました。

「いいおじさんだったがなあ。」と、ぼくは、もう二度とあわれぬのをふかくかなしみました。

家では、とうざ、よくおじさんの、うわさがでました。

「いい人だったけれど、あんまり話がちょうしよくて、信用がされなかった。」という意見もありました。そんなやさきへ、小さなはこが、おじさんの遺族から、ぼくのところへとどけられたのです。さっそくあけてみると、いつか、おじさんが、ぼくにやくそくをした、緑色のガラスのはまった、長方形の時計でした。

これを、おじさんが、ぼくにやってくれといいのこされたというのです。このことは、みんなを感激させました。

「ごらん、おじさんは、うそつきでないじゃないか。