Classiques japonais avec furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
ような事が度々ある、斯様な方がお世取に成れば、お家の大害を惹出すであろう、然る処幸い前次様は御病気、殊にお咳が出るから、水飴の中へ此の毒薬を入れて毒殺をするので」
源「え……それは御免を蒙ります」
大「何だ、御免を蒙るとは……」
源「何だって、お忍びで王子へ入らっしゃる時にお立寄がありまして、お十三の頃からお目通りを致しました前次様を、何かは存じませんが、私の手からお毒を差上げますことは迚も出来ません」
というと、神原四郎治がキリヽと眦を吊し上げて膝を進めました。
十九
神原「これ源兵衞、手前は何のために血判をいたした、容易ならんことだぞ、お家のためで、紋之丞様が御家督に成れば必らずお家の害になることを存じているから、一家中の者が心配して、此の通り役柄をいたす侍が頼むのに、今となって否だなどと申しても、一大事を聞かせた上は手討にいたすから覚悟いたせ」
源「ど、何卒御免を……お手討だけは御勘弁を……」
大「勘弁罷りならん、神原殿がお頼みによって、其の方に申聞けた、だが今になって違背されては此の儘に差置けんから、只今手討に致す」
源「へえ大変な事で、私は斯様な事とは存じませんでしたが、大変な事になりましたな、一体水飴は私の処では致しませんへえ不得手なんで」