Classiques japonais avec furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
風流の隠居さんが有りまして、王子の在へ行って聞きゃア直に分るてえますから、実は其処は池の端仲町の光明堂という筆屋の隠居所だそうで、其家においでなさる方へ上げれば宜いと云付かって、私が状箱を持ってお馬場口から出ようとすると、今考えれば旦那様で、貴方に捕まったので、状箱を奪られちゃアならんと思いやして一生懸命に引張る途端、落ちた手紙を取ろうとする、奪られちゃア大変と争う機みに引裂かれたから、屋敷へ帰ることも出来ず、貴方の跡を尾けて此方へ入った限り影も形も見えず、だん/\聞けば、あのお小姓のお家だとの事ですから、俄盲だと云って入り込んだのも只其の手紙せえ持って行けば宜いんで、是を落すと私が殺されたかも知れねえんで」
梅「うん、わかった、いや大略分りました」
清「大略ってお前さんの心に大概分ったかえ」
梅「少し屋敷に心当りの者もある、此の書面は其の方の主人松蔭が書いたのか」
曲「いえ……誰が書いたか存じませんが、大切に持って行けよ、落したり失したりする事があると斬っちまうと云われて恟りしたんで、其の代り首尾好く持って行けば、金を二十両貰う