Classiques japonais avec furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
大「うん、彼奴が終夜廻るというので、何うも邪魔だ」
有「へえー」
大「彼を手前殺して、ふいと家出をしてしまえ、何処へでも宜いから身を隠してくれ」
有「彼は殺せやせん、それはお前さん御無理で、からどうも彼のくれえ無法に力のある奴ア沢山有りません、植木屋が十人もよって動かせねえ石を、ころ/\動かします、天狗見たような奴で、それじゃアお前さん私を見殺しにするようなもので」
大「いや、通常じゃア敵わない、欺すに手なしだ、あゝいう剛力な奴は智慧の足りないもので、それに一体彼奴は侠客気が有ってのう、人を助けることが好きだ、手前何うかして田圃伝いに行って、田圃の中へ入らなければならんが、彼所にも柵があるから、其の柵矢来の裏手から入って、藪の中にうん/\呻っていろ」
有「私がですかえ」
大「うん、藪の中に泥だらけになって呻っていろ」
有「へえ」
大「すると忍び廻りで權六がやって来て何だと咎めるから、構わずうん/\呻れ」
有「気味の悪い、そいつア御免を蒙りやす、お金は欲しいが、彼奴の側へ無闇に行くのは危険です、汝は何だと押え付けられ、えゝと打たれりゃア一打で死にやすから」