Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
処に」
權「私の処へは近えから些と遊びに来なよ、其の内私も往くから」
若「これ/\其様なことを云っては成りません」
權「今日は大将がいるから此処で別れるとしよう、泣く子と地頭にゃア勝れねえ」
と他の家来衆も心配して彼是云いますので、其の日は別れ、翌日大藏は權六の家へまいりましたから、權六悦びました。此の大藏はもと越後守様の御家来で、遠山龜右衞門とは同じ屋敷にいた者ゆえ、母もお千代も見知りの事なれば、
「お互いに是は思い掛けない、縁と云うものは妙だ、国を出たのは昨年の秋で、貴方も国にお在のないという事は人の噂で聞きました」
大「お前も御無事で、殊に御夫婦仲も宜し、結構で」
權「まアね、お母も誠に安心したし、殿様も贔屓にしてくれるだが、扶持も沢山は要らない、親子三人喰うだけ有れば宜いてえに、其様な事を云わずに取って置くが宜いって、種々な物をくれるだ、貰わねえと悪いと云うから、仕方なしに貰うけれども、何でも山盛り呉れるだ、喰物などは切溜を持ってって脊負って来ねえばなんねえだ、誠にはア有難え事になって、勿体ねえが、他に恩返しの仕様がねえから、旦那様を大切に思って、不寝に奉公する