Classiques japonais avec furigana
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「ふんしょじだい」のしゅつげん
論理とその実践――組織論から図書館像へ――
中井 正一
Lisez 論理とその実践――組織論から図書館像へ―― (「ふんしょじだい」のしゅつげん) de 中井 正一 (なかいまさかず) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 57 021 caractères · 120 écrans
数千の労働者がいても出来ない街もある。二十五名でも出来る村もある。それは激しい闘いであり、一つの村で勝ったり、一つの村で敗れたりしているのである。
農村では勝敗の分け目は、バクチを打つ青年のパーセンテージで定まるのである。今日読書会に出た青年が、明日バクチを打つかもしれないのを防ぎ止めるところに、指導青年の苦心があるのである。二、三名の闘いに闘っている青年達は、よい講師が他村にもって行かれる事を実にくやしがる。「来年は、先生たのみます」と泣くようにいう。そんな時、実に私も泣けて来る。都会で論争と喧嘩ばかりしてる講師達が、どうして、この青年達の真中に飛込んで来てやらないのか。村は、村から村へ、反動攻勢のボス連の焼き打ちにかかって、次から次へ燃えてしまって、焼け落ちていっているのに。
街の青年層となると学生が増える。学生は妙に反動へと浮遊してゆく。正しさはよく判るが、潜在意識のあのファショ教育の残滓の奥の方から、囁くようにブレーキをかけるものがあるらしい。この蜘蛛の巣のようなものを手や指につかんで、ヤケを起している風が見える。この昏冥には、行くものが帰るものであり、帰るものが行くものであるという、「西田さんの渦流」