Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
こうだんせんせい
講談先生
Lisez 講談先生 (こうだんせんせい) de Sakaguchi Ango (坂口 安吾) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 1 706 caractères · 4 écrans
小説の技法に大切なのは、事実性、説得力というもので、之には色々の技術がある。或いは作者の感傷に托して事実性を維持しようとしたり、こくめいな描写によって実感を盛り上げようとしたり、様々だ。各※(二の字点、1-2-22)、作者その人の身についた技法があるから、良し悪しは一概に言われぬことで、自分の方法を身につけることが第一であろう。
僕が講談の方法を面白いと思ったのは、之又僕流の考え方で、僕はそれで良いのだと思っている。
講談の語り方、私が見てきたことだから信用しなさい、という語り方によると、第一、目が物が本質から離れず、小さなことに意を用いる必要がないという、大変手数の省略があり、この省略は、手数を省くばかりでなく、テーマをはっきりさせる。
我々に必要なのは語り方ではなくて、何事を語ったか、ということであるが、語り方がなければ、語られる物はなく、語り方が変れば、語られる物も変る。語っているようにしか考えられず、又、事物は在り得ない。小説の実在性というものには、それだけの絶対性があるのである。
小説の技法などというものは、言い現わし難いもので、自ら会得する以外に仕方がない。