Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
おどるちへいせん
踊る地平線(上)
谷 譲次
Lisez 踊る地平線(上) (おどるちへいせん) de 谷 譲次 (たにじょうじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 168 926 caractères · 332 écrans
とら・もだあん! 私たちが、たしかに生きている証拠にじぶん達のなまの神経をぎりぎり痛感する歓喜の頂天は、まさに空の旅行の提供する thrills につきると言わなければなるまい。なぜならそれは、この速力狂想時代の尖鋭、触角、突線、何でもいい、世紀の感激そのものであり、たましいを奥歯に噛みしめて味わう場合だからだ――というんで、ちょいと巴里まで、なんかと、まあただ「人のする飛行なるものをわれもしてみんとて」、こんにちここにぶらりと立ちあらわれた私達である。
が、BUMP!
このチャアルス街空中館、飛行旅客の待合室へ踏みこんだ刹那、ひとつの正直な反省的心状が、電波のように私の全身を走り過ぎたことを私は告白しなければならない。
もっとも超特近代的に無頼であるべき瞬間に、不必要な「冷たい足」が私達をとらえたのだ。懐疑――自己保証――そして again 懐疑。
ここにおいて私と私の常識が押問答をはじめる。
『飛行機というものは絶対に落ちないか。』
『勿論、けっして落ちない――と断言出来ない。しかし、旅客機ならまず九十九パアセントまでは安全だといってよかろう。安全剃刀の安全なるがごとく、それは日常的に安全なのだ。