Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

いあいしゅう

遺愛集

島 秋人

Lisez 遺愛集 (いあいしゅう) de 島 秋人 (しまあきと) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 50 488 caractères · 102 écrans

Aozora Bunko

良い印象が残りました。

それから奥様にもお伝えして下さい。公判日一月十一日と僕は云いましたが昨日奥様との面会の時に土屋先生の事から公判日の事の話しが出て日が違っていましたが帰房してもう一度公判通知を読みましたら一月二十六日十時三十分からです。何で十一日とまちがったのか僕はわかりません。十五日間もうけた様です。

不一

一月十三日夜記中村覚

うす赤き冬の夕日が壁をはふ死刑に耐へて一日生きたり

やさしき旧師の妻の便り得て看守に向くる顔の笑みたり

日に二通厚き封書をたまはりて素直に昏れる灯の下に読む

亡き母に呼ばれし呼び名が師の妻の便りにありてなつかしく読む

拭きこみし木肌まぶしき春の日に生きるうれしさまぶたよりわく

極刑の罪負ふもののわれらにて孤独をいとひいさかひを避く

名も知らぬ草に触れつつつぶやきに聴き入る如く囚徒われゐる

獄の土に生れし生命の草の芽に愛深くありぬ指にさぐれば

恋うたと聴くにかなしき琉球の少女が唄ふのど自慢の歌

車窓過ぐる故郷見をれば幾度もガラス拭きくるる老いし看守は

まみつむり死刑囚われは野の花の幾つかおもひ春の唄きく

獄窓の陽の日増しにぬくし金盞花いとしみ見れば花粉ふきゐし