Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

きんぞくにんげん

金属人間

海野 十三

Lisez 金属人間 (きんぞくにんげん) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 78 616 caractères · 157 écrans

Aozora Bunko

わたしはあの事件いらいきょうまで、姿をみなさんの前に見せなかったのですから、そういううわさの出たことはしぜんです。悪くはとりません」

博士は、冷静な顔つきで、そういった。

「どうされたんですか、博士は、つまりあの爆発のときのことです」

「それはさっききみが掘りあてたとおり、第二研究室の床の下には、外へのがれる道がこしらえてあったので、いそいでそれへとびこんで、一命をまっとうしたのです」

「ああ、なるほど」

と蜂矢はうなずき、

「すると第二研究室の床のどこかに、その秘密の地下通路へ通ずる入口があいていたはずですが、それが爆破後、跡をいくら掘ってみても発見できなかったというのは、どういうわけでしょうか」

この質問は、蜂矢探偵ならずとも、この事件に関係した人々なら、誰でも知りたいことの第一であろう。

「それはかんたんなことです。わたしが先へ、その穴へとびこむ。するとそのあとで大爆発が起こり巨大なる圧力でもって、その穴をふさいでしまったんですな。おわかりでしょう」

「あッ、そうか」

蜂矢探偵は、思わず感歎の声を発した。そうなんだ。大爆発のときに、それ位の巨大な力が出ることは予想のできることだった。