Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

きんぞくにんげん

金属人間

海野 十三

Lisez 金属人間 (きんぞくにんげん) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 78 616 caractères · 157 écrans

Aozora Bunko

「これでいい、もうこれで、金属Qは生存力を完全にうしなった。やあやあ、骨を折らせやがった。おお、蜂矢君。もう安心していいですぞ」

博士は、そういって、蜂矢の方へにやりと笑ってみせた。

そのときであった。この部屋の戸が外からどんどんと、われんばかりにたたかれた。

「あけろ、あけろ、検察庁の者だ」

長戸検事の声らしいものもまじっている。

大会見

「おおッ……」

博士は、その場にとびあがり、おどろきの色をしめした。そしてさッとからだを壁ぎわにひいて、乱打されている戸をにらみつけた。

蜂矢は、博士がいやにおどおどしているのを見て、気のどくになった。

「針目さん。心配しなくてもいいですよ。長戸検事たちがきてくれたのでしょう」

「わたしは、なにも心配なんかしていない。しかしなぜ今ごろ、長戸検事がこんなところへ来たのか、わけがわからない」

博士は口ではそういったが、蜂矢の目には、博士がやっぱり胸をどきどきさせているように思われた。

「わけはわかっているのです。さっきぼくが、ニセの針目博士にここへつれこまれるのを小杉少年が見ていて、いそいで検事に知らせたのでしょう。それで検事がぼくを助けにきてくれたのですよ。