Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ようきなきゃく

陽気な客

山本 周五郎

Lisez 陽気な客 (ようきなきゃく) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 23 086 caractères · 46 écrans

Aozora Bunko

そうじゃないか、……神戸夜話という誌名そのものでわかってる話さ。親は子に隠し、子は親に隠さなくちゃ読み得ない、つまりちょび髭社長が文化的ぼろ儲けと見当をつけたところさ。しかしあのいやらしいヒステリイ女房にまであんな汚ならしい雑誌と罵られ、たいしてはぼろいこともなさそうなんだが、実は、と云ってもこれもあとで聞いたことだったが、社長はその雑誌をうまく利用して、高価でいんちきな秘密文書を売るとか、または他人の秘事を嗅ぎだして原稿にし、それを種に金品を、……ああおれはまたへどをつきたくなってきた。

――仲井天青はばりばりがりがりと猛烈に原稿を書いた。あれから四五日はそんなふうで、おれには口もきかないし顔を見るのもいやだというようなぐあいだった。……あの晩おれとあんな風に感動したり、涙をこぼしたりしたことが、恥ずかしかったものなんだろう、おれとしてもかなりな程度には同じような心持だった、それだもんでこっちもなるべく当らず触らずという態度をとっていたことはいた。……けれども気持としては、なんと云いようもないんだ。仲井天青、……仲井天青。もちろん彼の才能にどれだけの価値があるかは知らない、そんなことは誰だってわかることじゃないんだ。