Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ざっきょかぞく
雑居家族
壺井 栄
Lisez 雑居家族 (ざっきょかぞく) de 壺井 栄 (つぼいさかえ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 140 106 caractères · 283 écrans
」
それを堂々と、家族の前でいうのだから、悪いとはいえない。そんなとき文吉はくすぐったそうな顔をして、
「おじさんは、秘書なんて雇える身分じゃないよ。サラリーが今の十倍ぐらいになったら、たのもう。」
「そんなこと。おじさんの秘書ならわたし、薄給に甘んじるわ。だって、ここで食べさしてもらうんだもの。ね、わたし、これで案外役に立つ自信あるのよ。」
「だからさ、その自信で別の所さがすんだな、おじさんも気をつけてたのんではいるがね。」
「いやあね、いつだってああいって逃げるんだもの。職安なんて、いくら通ったってだめなのよ。わたしが今、どんな仕事をしてるか知ってる? 宣伝ガールなのよ。はずかしくていわなかったけどさ。もう平気。」
「はずかしがるこたあないよ。労働は神聖だからね、自分で軽べつするもんじゃないよ。」
「ちぇっだ、わたしがどんなことしてるかいったら、軽べつするわよ、みんな。」
「どんなことさ。街頭でビラでもまいてるのかね。」
「そんな、子供だましじゃありませんよ。ストリップなんだから。」
「ええッ!」
「ほら、おどろいた。ね、いいましょうか。あんまこうの宣伝なの。ふたり一組でね、女湯へはいっていくのよ。