Classiques japonais avec furigana
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ゆきしろやまめ
雪代山女魚
佐藤 垢石
Lisez 雪代山女魚 (ゆきしろやまめ) de 佐藤 垢石 (さとうこうせき) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 9 297 caractères · 19 écrans
、第4水準2-93-48)(アメノウオ)と同じであるのは面白い。
諸国を釣りして歩き、こんなところにまで心をとめれば、釣技にもまた特別な興趣が伴うものである。
敏捷であって人に怯える習性を持っている。餌に向かって猛然と突進してくるが、その餌を口にして鈎のような詭計な仕かけがあるのを知れば、直ちに口から吐き出して逃げる早さは疾風に似て眼にも止まらない。そこを騙して釣り上げるところに、山女魚釣り独特の快味があるのである。
晩秋至って水冷えれば奥山から下って中流に赴く。これを木の葉山女魚と言い、春きたれば深渓に冷水を求めて帰る。これを雪代山女魚と言う。
三
岩魚の姿態は、山女魚によく似ているが、山女魚に比べると面構えが獰猛である。そして気性がはげしい。なぎさに水を求めにくる蛇をも襲わんとし、熊蜂、蜥蜴をも、ひと呑みにする。
口は大きく、歯は鋭い、肌の色は山女魚の淡墨の地に紫を刷いたような艶があるのに対して、岩魚は暗黄褐色である。ところにより暗黄褐色の上へ、藍青色を刷いたような彩を持つ岩魚もある。そして、鱗を白い小さい玉と、紅の小さい玉とが不規則に飾って、まことに美装の持ち主である。