Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
でんきばと
電気鳩
海野 十三
Lisez 電気鳩 (でんきばと) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 25 465 caractères · 52 écrans
「ああすてきだ。ばんざあい」
「ああよかったわ。電気鳩さん、ばんざあい」
きょうだいはボートの中で、両手をあげてさけびました。
わる者ののった飛行機は、海中におちて、そのまま波にのまれてみえなくなりました。
そのとき、いつのまにあらわれたか、駆逐艦が一せき、波をけたてて二人のボートをたすけにきました。駆逐艦のうしろにはためく軍艦旗をみたとき、高一とミドリは手をとりあって、うちよろこびました。日本の軍艦旗です。
駆逐艦からはボートがおろされ、水兵さんがそれをこいで、二人の方にちかづき、大きい駆逐艦の上へたすけあげてくれました。
電気鳩は、もちろん、高一がきかいをまわして手もとへよびよせました。
軍艦から大陸へ
わが海軍の駆逐艦にすくいあげられたきょうだいは、たちまち艦内の人気者になりました。
艦長吉田中佐は、きょうだいの冒険談をきいて、そのいさましさをほめました。そして、艦隊の方へ無線電信をうって、にくいスパイ国をこれからせめてもよいかと問いあわせました。
すると、すぐ艦隊の司令官からへんじがあって、スパイ国のせいばつよりも、「地底戦車」を発明した、きょうだいの父親が、いまわる者どもにひどい目にあっているから、二人をつれてすぐこっちへかえってくるようにと命令が出ました。