Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Lisez 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 117 546 caractères · 234 écrans

Aozora Bunko

下婢「御免下さいまし」

治「これは入らっしゃいまし、さア此方へお這入んなさい」

下婢「先程は結構なものを沢山に有難う存じました、誠に大悦びでございまして、大層お珍らしい美事な鮎で、大層子がありまして塩焼にして召上りましたが、お嗜でございますから三度も続けて召上る位で、誠に大悦びで在っしゃいました……此品は誠に詰らんものでございますが、此のお菓子は東京から参りましたから何卒召上って」

治「いや是は恐れ入りましたな、斯様な何うも頂戴致すような訳なのではありません、多分に何うも…是では却って鰕で鯛を釣るような訳で、恐れ入りましたな」

下婢「いえ詰らんお菓子で」

治「お茶を一つ」

下婢「有難う存じます……貴方は何んですか久しく此処に湯治をして在っしゃいますか」

治「ヘヽ僕は間さえ有れば、近う御座いますから、来たくなるとスイと参ったり、別に用もない時は大概来て居ります」

下婢「だからお馴染が多いので、皆さんとお話をなさる御様子が……併し永井の家は誠に手当が宜うございますね」

治「えゝ中々好い家で、永井一郎という俳諧師で武芸も上手なり、鉄砲も打ったりして有名の人だったが、故人になり、その家内は今の母親で、今の主人も堅い