Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

あおべかにっき

青べか日記

山本 周五郎

Lisez 青べか日記 (あおべかにっき) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 37 334 caractères · 76 écrans

Aozora Bunko

石井信次に「集」の場所に就いて相談する手紙を書いた。夜高梨が訪ねて来た。身上話をして帰った。愛すべき男だ。今日はからりと晴れた一日だった。風がなかったので一日暑かったし、今でも暑い、月が出ていた。今はない。さて寝よう。末子よ卿に佳き夢があるように。静子よ私の眠りを護ってお呉れ。(八、二一)

安藤広太郎博士を訪ねた。親しみ易い人だ。帰途徳田秋声を訪れた、少女が余に羞み乍ら微笑した。氏の末子であると、センチメンタルな娘であると。氏は浦安に心を索かれているようだった。三つの一幕物を置いて来た。分るかしらん。末子のこと。何だか不安である。また余から遠ざかって了うのではないか。或いはその方が本当かも知れぬ、兎も角も「ヒ」から何等か挨拶のあるまでは黙っていることにしよう。余はいま元気なく暮している。小説「動かぬピストン」にかかろうとしている。夜。堀の方を歩いた。さて寝よう。(八、二二)

夕刻から烈しい稲妻と雷鳴が続いた。青白い火柱の立つのを両三度見た。霖雨が続いている。寒い。これで秋口に風が吹いて花をとばしたら、稲は恐らくしいなばかりになろうと案ぜられて居る。