Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

せいしゅんのいきのあと

青春の息の痕

倉田 百三

Lisez 青春の息の痕 (せいしゅんのいきのあと) de 倉田 百三 (くらたひゃくぞう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 127 338 caractères · 254 écrans

Aozora Bunko

ともかく私はこれらの手紙を読み返して、その Leiden がまともに人性的であることと、心術が世俗の濁りに染んでいないことと、解決を求める仕方が深く、高くモラルを堅持している点において、今の若き世代に感染してもいいものではないかと思うのである。

なぜなら今は世をあげて、戦争や経済的改組の問題に忙殺されているように見えるが、やがて日本にも、世界にも新しき神学的時代が来ねばならぬことを私は予感しているからだ。

人類はその生活をも一度ラディカルに見直さねばならない。民族国家の問題、経済革命の問題もその根本を一度神学的に批判されるのでなければ、全人類を福祉あらしめる恒久の平和の原理を見いだすことは不可能であろう。一つの民族の光栄とはそれが天の栄えをわかつ時にのみ光栄なのである。

この本が「ある神学青年の手紙の束」と傍題されたのは、その内容が広き意味におけるセオロジカルな課題として人生を考え、取り扱っているからである。

実際に私は、集中の一つの手紙が示しているように、ある時期には、カトリックの僧侶たらんと欲していたのである。

「青春の息の痕」というのは、涙の痕が手紙に残ってるように、菩提樹に若き日にナイフで傷つけた痕がいつまでも残ってるように、青春の苦悩の溜息の痕を示すという意味である。