Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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かんしょうりょくなくしてしゅうじするなかれ

魯山人書論

北大路 魯山人

Lisez 魯山人書論 (かんしょうりょくなくしてしゅうじするなかれ) de 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 84 639 caractères · 175 écrans

Aozora Bunko

茶人は第一書画なども非常によく分り、昔の弘法大師の墨蹟の残したのも、伝教大師の墨蹟を残したのも、その他あらゆる良い墨蹟を残し、また、なんであっても良いものを鑑賞して行く者は茶人なんです。それでその範囲が非常に広いのです。書でいえば、どんな形式の書でも良い、良い物を良いと見る力を持っている。絵でも良い絵を見る力を持っている。良いということが徹底的で、容易に他の力に惑わされない。織物のことを知っている、紙のことを知っている。それはただ徒らに立派であってもいけない。調和を一番に生かして行くものでなければならぬ。その取合わせがうまい。それから掛物の寸法が非常に喧ましい。寸法によって中の書画の取合わせ、あるいは床の間とぴったり落着かないというようなことがあって、掛物の寸法が非常に喧しい。また掛物の中で軸一つをつけるにしても、象牙をつけたらよいか、木地の軸をつけたらよいか、なかなか簡単にいかない。それが全く調和して行かなければならぬという所に、容易ならぬ学問が出来ておるようであります。それから木工品にもいろいろありますが、棚のようなものにしましても、ずいぶん名品が残っておりますが、木工品についても茶人は非常に詳しい。