Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
かいじんにじゅうめんそう
かいじん二十めんそう
江戸川 乱歩
Leggi かいじん二十めんそう (かいじんにじゅうめんそう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N5. Tocca una parola per il significato.
N5 · base · kanji e kana moderni · 9031 caratteri · 19 schermate
手足をしばられた小林くんは、ふたりのわるものにだきかかえられて、おばけやしきのおくの方へつれこまれました。
竹やぶの中のほそい道をすすんでいきました。
すると、とつぜん、すごいかいぶつがあらわれました。
大きさは、二メートルもあり、くびが、じめんからにゅうと出ているのです。
それは、ゴリラのようでもあり、ライオンのようでもあり、人間のわるもののようでもありました。
それは、大きな、おそろしいかおでした。
ふたりのわるものは、ぼうぼうと、草のはえたじめんに、小林くんをほうり出しました。
すると、竹やぶの中から、おうごんかめんをつけた二十めんそうが、ぬうっとあらわれました。
「わっはははは……、小林か、しばらくだったなあ。きみをこうしておいて、石村のえを、ぜんぶちょうだいすることにしたよ」
小林くんは、くやしいけれども、しばられているので、なにもできません。
「今ごろは、きみとそっくりな少年と、少年たんていだんいんが六人、けいじが六人、石村の家をまもっているわけだ。
それがみんなにせもので、おれの子分というわけだ。
わっはははは。
二十めんそうのちえは、こんなもんだ。