Classici giapponesi con furigana
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
Leggi キリスト教入門 (キリストきょうにゅうもん) di 矢内原 忠雄 (やないはらただお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.257 caratteri · 234 schermate
祭司長らはここまで追いすがって強くイエスを告訴したが、ヘロデも彼に有罪の判決を下すことを忌避し、兵卒どもとともにイエスに侮辱を加えた後、彼をピトラに送り戻した。
過越の祭に際し、総督はユダヤ人の希望に応じて、死刑囚一人を特赦する慣例があった。ピラトはこの慣例を利用して、イエスを釈放しようと計った。しかるに祭司長・学者らは民衆を煽動して、「この人を除け。バラバを赦せ」と叫ばしめた。バラバはエルサレムにて暴動・殺人を起こした罪によって、投獄中の者であった。優柔不断のピラトはついにユダヤ人の声に圧倒せられ、イエスの無罪を信じつつも、これに十字架刑の判決を下した。十字架はローマ帝国の法律による死刑の一種で、ローマ人以外の者並びに奴隷に対して執行せられた死刑の方法であった。
十字架の判決を受けた者には、付加刑として三十ないし四十の笞刑が加えられる定めであった。ピラトはイエスに笞刑を加えた後、十字架刑の執行者である兵卒どもにイエスの身を渡した。
処刑場は郊外のゴルゴタ(「されこうべ」の意味)という丘であった。イエスを中心に、二人の強盗をその左右に、都合三つの十字架が並んで立てられた。