Classici giapponesi con furigana
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
Leggi キリスト教入門 (キリストきょうにゅうもん) di 矢内原 忠雄 (やないはらただお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 119.257 caratteri · 234 schermate
エホバは牛や羊の供物よりも、人間の真実な、悔いた、砕けた心の祈りを喜ぶ。エホバは宏壮な建築の神殿に住むよりも、真実な、謙遜な、清き心に宿るのである。このことはダビデやエレミヤの発見した真理であり、イエスがこれを完成したと言えるのである。
第六に、エホバは民族と個人とを愛し、導き、審き、また赦すところの人格的な神である。エホバは単に超越的な観念であるのではなく、また非人格的な力であるのでもなく、エホバみずからが意思をもち、かつ意思をもつものとして造られた人間との間に人格的交渉をもつところの人格神である。それゆえにエホバの性格は、怒る神、嫉む神、赦す神、憐む神、愛する神として、表現されるのである。
以上述べてきたようなエホバの性格は、イスラエル民族の歴史を通して啓示されて来、それがキリスト教にも伝えられて、キリスト教の神観の形成要素となったのであるが、さらにこれに加うるに、イエスによりて特に明らかに啓示された重要な点が二、三ある。
第一に、神は「父」であるということである。「父」というのは、神が創造主であり、指導者であり、人格であることを、人間に対するいっそう個人的な親しみの信頼関係において示した名であり、かつこれによってエホバは民族的な律法のわくを全く脱して、民族・人種のいかんを問わず、すべての人間の神として