Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ラスキンのことば
ラスキンの言葉
小川 未明
Leggi ラスキンの言葉 (ラスキンのことば) di 小川 未明 (おがわみめい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 1060 caratteri · 3 schermate
そして、地下にある人の思想と、趣味とを考慮してか、それとも無意識的にか、其処に建設された墓石と、葬られた人とを想い併せて、不自然に考えることもあれば、また、苦笑を禁じ得ざることもあるのである。
ラスキンは言ったのである。死者は、よろしく、愁草や青白い花に委すべきである。若し、その人を忘れずに、記念せんとならばその人が、生前に為しつゝあった思想や、業に対して、惜しみ、愛護し、伝うべきであると。
まことに、詩人たり、思想家たる人の言葉にふさわしい。
誰か、人生行路の輩でなかろうか。まさにその墓は、一寸の木標にて足れりとする。殺風景な俗臭の抜けきらぬ、これ等の墓牌より、どれ程、行路病者のさゝやかな木標が、自然に近いか知れない。
たゞ、文芸の士に於ては、後世に遺した仕事の吟味である。果して、彼等の幾何、再検討を請求して、敢て恥ざるものがあるか、ということである。孤行高しとすることこそ、芸術家の面目でなければならぬ、衆俗に妥協し、資本力の前に膝を屈した徒の如きは、表面いかに、真摯を装うことありとも、冷徹たる批評眼の前に、真相を曝らし、虚飾を剥がれずには置かれぬだろう。