Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
せんきゅうひゃくにじゅうさんねんなつ
一九二三年夏
宮本 百合子
Leggi 一九二三年夏 (せんきゅうひゃくにじゅうさんねんなつ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 7898 caratteri · 16 schermate
五、娘 その若々しい、人らしい運命をおそれる心持を同情する。平常まるで納ったように四十、五十近い女性の重みと鈍さを見せて居る彼女も、しんに、これ丈の不安を抱いて居るかと、人間生活の神秘さに打れる。
◎
A、四日の倉知の集りに行かず。母は悪く Understand す。自分は云わないが、
彼が、私が会うと心がくじけることをおそれ、又自分も、戻したい気になると思って行かないのか。それ迄深い good will があるかと思う。
わかりはするが、一緒に居ては苦しく楽に仕事の出来ないと云う不幸な心持。
他に誰と居たって出来ないのは判って居るが。
○
俊ちゃん 三井からロンドンに行くときまる。その日、友人に誘われ夕食をしたと云い、酒気のある顔をして来る。涙もろくなりしきりハンケチで眼頭をふく。
祖母、
「始めはうれしくって涙が出たが、今度はかえる迄生きて居られないと思うと別な方から涙が出るごんだ」としきりになく。
然し、餞別に三十円も出せと云うと急に勘定だかくなり子供のうちからこれこれしてやり、こちらに来てからも五十円出してやっただ、とこばむ。