Classici giapponesi con furigana
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まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Leggi 万葉秀歌 (まんようしゅうか) di 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 213.820 caratteri · 427 schermate
巻一(六三)の、「いざ子どもはやく大和へ大伴の御津の浜松待ち恋ひぬらむ」という歌は有名だけれども、調べが何処か弱くて物足りない。これは寧ろ、黒人の、「いざ児ども大和へ早く白菅の真野の榛原手折りて行かむ」(巻三・二八〇)の方が優っているのではなかろうか。そういう具合であるが、憶良にはまた憶良的なものがあるから、後出の歌に就いて一言費す筈である。
大伴家持の歌に、「春花のうつろふまでに相見ねば月日数みつつ妹待つらむぞ」(巻十七・三九八二)というのがある。此は天平十九年三月、恋緒を述ぶる歌という長短歌の中の一首であるが、結句の「妹待つらむぞ」はこの憶良の歌の模倣である。なお「ぬばたまの夜渡る月を幾夜経と数みつつ妹は我待つらむぞ」(巻十八・四〇七二)、「居りあかし今宵は飲まむほととぎす明けむあしたは鳴きわたらむぞ」(同・四〇六八)というのがあり、共に家持の作であるのは吾等の注意していい点である。
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験なき物を思はずは一坏の濁れる酒を飲むべくあるらし 〔巻三・三三八〕 大伴旅人
太宰帥大伴旅人の、「酒を讃むる歌」というのが十三首あり、此がその最初のものである。