Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Leggi 万葉秀歌 (まんようしゅうか) di 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 213.820 caratteri · 427 schermate

Aozora Bunko

あな醜賢しらをすと酒飲まぬ人をよく見れば猿にかも似る(よく見ば猿にかも似む) (同・三四四)

価無き宝といふとも一坏の濁れる酒に豈まさらめや (同・三四五)

夜光る玉といふとも酒飲みて情を遣るに豈如かめやも (同・三四六)

世の中の遊びの道に冷しきは酔哭するにありぬべからし (同・三四七)

この代にし楽しくあらば来む世には虫に鳥にも吾はなりなむ (同・三四八)

生者遂にも死ぬるものにあれば今世なる間は楽しくをあらな (同・三四九)

黙然居りて賢しらするは酒飲みて酔泣するになほ如かずけり (同・三五〇)

残りの十二首は即ち右の如くである。一種の思想ともいうべき感懐を詠じているが、如何に旅人はその表現に自在な力量を持っているかが分かる。その内容は支那的であるが、相当に複雑なものを一首一首に応じて毫も苦渋なく、ずばりずばりと表わしている。その支那文学の影響については先覚の諸注釈書に譲るけれども、顧れば此等の歌も、当時にあっては、今の流行語でいえば最も尖端的なものであっただろうか。けれども今の自分等の考から行けば、稍遊離した態度と謂うべく、思想的抒情詩のむつかしいのはこれ等大家の作を見ても分かるのである。