Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
まんようしゅうか
万葉秀歌
斎藤 茂吉
Leggi 万葉秀歌 (まんようしゅうか) di 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 213.820 caratteri · 427 schermate
但馬皇女(天武天皇皇女)が穂積皇子(天武天皇第五皇子)を慕われた歌があって、「秋の田の穂向のよれる片寄りに君に寄りなな言痛かりとも」(巻二・一一四)の如き歌もある。この「人言を」の歌は、皇女が高市皇子の宮に居られ、窃かに穂積皇子に接せられたのが露われた時の御歌である。
「秋の田の」の歌は上の句は序詞があって、技巧も巧だが、「君に寄りなな」の句は強く純粋で、また語気も女性らしいところが出ていてよいものである。「人言を」の歌は、一生涯これまで一度も経験したことの無い朝川を渡ったというのは、実際の写生で、実質的であるのが人の心を牽く。特に皇女が皇子に逢うために、秘かに朝川を渡ったというように想像すると、なお切実の度が増すわけである。普通女が男の許に通うことは稀だからである。
○
石見のや高角山の木の間よりわが振る袖を妹見つらむか 〔巻二・一三二〕 柿本人麿
柿本人麿が石見の国から妻に別れて上京する時詠んだものである。当時人麿は石見の国府(今の那賀郡下府上府)にいたもののようである。妻はその近くの角の里(今の都濃津附近)にいた。高角山は角の里で高い山というので、今の島星山であろう。