Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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みたびとうほうのへいわをろんず

三たび東方の平和を論ず

大隈 重信

Leggi 三たび東方の平和を論ず (みたびとうほうのへいわをろんず) di 大隈 重信 (おおくましげのぶ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 12.089 caratteri · 24 schermate

Aozora Bunko

我等の考えでは、白人以外の民も十分白人と並び立って行けると信ずる。そこで吾人と人種を同じうする支那民族をば何処までも友誼的に救済し、そして東西異なる二様の文明を発揮して、更にその調和の上に偉大なる新文明の光輝を生出せしめんと欲する。これが吾人日本国民の目的である。即ちこの目的に向って支那は何処までも我が日本の侶伴たるべきである。いわゆる唇歯輔車である。これ空論に非ず。実に唇亡びて歯寒し。吾人は支那を以て我が障壁と頼み、この障壁の撤せらるる其処に直ちに我が国運の危殆を感ずるものである。然るに今やこの支那はまさに亡国の民たらんか、あるいは復活の民たらんかの巷に立っている。即ち支那をこの累卵の危うきに救うべく一日の猶予もならぬ時である。吾人は今日支那に対し、先進の地位に立つものの義務として、早くその計を為さんことを欲する。これが我輩の此処に反覆三たび東方の平和を論ずるゆえんである。