Classici giapponesi con furigana
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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう
中国怪奇小説集
岡本 綺堂
Leggi 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) di 岡本 綺堂 (おかもときどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 179.458 caratteri · 363 schermate
と、かの男は訊いた。
眉間尺は正直に自分の身の上を打ち明けると、男は言った。
「王はおまえの首に千金の賞をかけているそうだから、おまえの首とその剣とをわたしに譲れば、きっと仇を報いてあげるが、どうだ」
「よろしい。お頼み申す」
眉間尺はすぐに我が手でわが首をかき落して、両手に首と剣とを捧げて突っ立っていた。
「たしかに受取った」と、男は言った。「わたしは必ず約束を果たしてみせる」
それを聞いて、眉間尺の死骸は初めて仆れた。
旅の男はそれから楚王にまみえて、かの首と剣とを献じると、王は大いに喜んだ。
「これは勇士の首であるから、この儘にして置いては祟りをなすかも知れません。湯に入れて煮るがよろしゅうござる」と、男は言った。
王はその言うがままに、眉間尺の首を煮ることにしたが、三日を過ぎても少しも爛れず、生けるが如くに眼を瞋らしているので、男はまた言った。
「首はまだ煮え爛れません。あなたが自身に覗いて卸覧になれば、きっと爛れましょう」
そこで、王はみずから其の湯を覗きに行くと、男は隙をみてかの剣をぬき放し、まず王の首を熱湯のなかへ切り落した。つづいて我が首を刎ねて、これも湯のなかへ落した。