Classici giapponesi con furigana
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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう
中国怪奇小説集
岡本 綺堂
Leggi 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) di 岡本 綺堂 (おかもときどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 179.458 caratteri · 363 schermate
娘は小商人の子に生まれ、しかもまだ小娘であるので、富貴などということはよく知らなかった。そこで、彼女は長寿を望むと答えると、乞食はうなずいて立ち去った。親たちもそれを聞いて今更のように驚いたが、乞食はもう再び姿をみせなかった。
娘は生長して管営指揮使の妻となり、のちに呉の燕王の孫娘の乳母となって、百二十歳の寿を保った。
小龍
宗立本は登州黄県の人で、父祖の代から行商を営んでいたが、年の長けるまで子がなかった。宋の紹興二十八年の夏、帛のたぐいを売りながら、妻と共に州を廻って、これから昌楽へ行こうとする途中、日が暮れて路ばたの古い廟に宿った。数人の従者は柝を撃って、夜もすがらその荷物を守っていた。
夜があけて出発すると、六、七歳の男の児が来てその前にひざまずいた。見るから利口そうな小児である。宗は立ちどまって、お前はどこの子かとたずねると、彼ははきはきと答えた。
「わたくしは武昌の公吏の子で、父は王忠彦と申しました。運悪く両親に死に別れて、他人の手に育てられていましたが、ここへ来る途中で捨てられました」
宗は憐れんで彼を養うことにして、その名を神授と呼ばせた。