Classici giapponesi con furigana
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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう
中国怪奇小説集
岡本 綺堂
Leggi 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) di 岡本 綺堂 (おかもときどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 179.458 caratteri · 363 schermate
旅※(「木+親」、第4水準2-15-75)というのは、旅先で死んだ人を棺に蔵めたままで、どこかの寺中にあずけて置いて、ある時機を待って故郷へ持ち帰って、初めて本当の葬式をするのでございます。したがって、この旅※(「木+親」、第4水準2-15-75)に就いては昔からいろいろの怪談が伝えられています。
喬生は何ごころなくその旅※(「木+親」、第4水準2-15-75)をみると、その上に白い紙が貼ってあって「故奉化符州判女、麗卿之柩」としるし、その柩の前には見おぼえのある双頭の牡丹燈をかけ、又その燈下には人形の侍女が立っていて、人形の背中には金蓮の二字が書いてありました。それを見ると、喬生は俄かにぞっとして、あわててそこを逃げ出して、あとをも見ずに我が家へ帰って来ましたが、今夜もまた来るかと思うと、とても落ちついてはいられないので、その夜は隣りの老人の家へ泊めてもらって、顫えながらに一夜をあかしました。
「ただ怖れていても仕方がない」と、老人はまた教えました。「玄妙観の魏法師は故の開府の王真人のお弟子で、おまじないでは当今第一ということであるから、お前も早く行って頼むがよかろう」