Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

なかむらなかぞう

中村仲蔵

山中 貞雄

Leggi 中村仲蔵 (なかむらなかぞう) di 山中 貞雄 (やまなかさだお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 22.567 caratteri · 47 schermate

Aozora Bunko

想う女を手に入れて

天晴れ男ッ振りを

上げたまでは

まあいいんですがね」

と半次が言えば、五郎蔵が「それから?」

半次「ササ」

T「それからが

なっちゃ居ないんです」

「悪い事が続いたんです、先ず第一に」と半次。

T「大勢を手に掛けたとあって、

錦糸堀五百石の御邸は

御取り潰しになり……」

「とうとう浪人生活」と云えば、五郎蔵「そりゃそうだろう」半次尚も、

T「その上、

そのおきよって女が

見掛けによらんあばずれでしてね」

と話し続ける半次。

T「旦那に金がないと

知ると、急に

手の掌かえして

水臭くなりやがって、

果は情夫と手に手を

とってドロン……」

(次の画面へダブル)

=大吉の浪宅

(前の字幕からダブって)

遺されたおきよの書置き手に呆然自失、ドッカと座敷に坐った儘の大吉、

やる瀬なくその手紙胸に抱いて、

T「おきよ!」

悲痛な叫びです。フラフラと立ち上って、足許定まらず壁に凭れて項垂れる。

室の隅っこに淋しく残された鏡台、とり散らかされた化粧道具、

(それが静かにダブッて)

鏡台の辺りに転がって居る一升徳利、もう一つコロコロ転がって来て二つコツンと衝突しました。