Classici giapponesi con furigana
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ごかいのまど
五階の窓
小酒井 不木
Leggi 五階の窓 (ごかいのまど) di 小酒井 不木 (こざかいふぼく) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 21.512 caratteri · 43 schermate
問題の四人が去ると、沖田刑事は、
「冬木くん、きみの手腕には驚いたよ」
と決して皮肉でもなく、またお世辞でもなく言ったつもりであったが、その声にはなんとなく一種の寂しさが漂っていた。
「いや、きみこそうまく探り当てたじゃないか。さすがは経験を積んだだけある。ときに、どうしてきみは舟木がこの病院にいることを突き止めたか?」
「ぼくはただ桝本をつけてきただけだ。あいつ、胡散な人物だと思って目を離さなかったんだ。ここに舟木がいようとは思わなかったよ」
「そうか、ときに長谷川さん」
と、冬木刑事はこの時はじめて長谷川の顔を正視し、傍に立っていた山本に目礼して言った。
「あなたはまた、どうして舟木の居どころを知ったのですか?」
「ぼくらはただ艶子の跡をつけただけなんです。沖田さんと同じく、まさかここに舟木が隠れているとは思わなかったのです。ときに、あなたこそどうして舟木の居どころを突き止められたのです?」
「昨日、西村商会の工場を訪ねて、工員を煽動する首領が舟木であるということを知り、その行方を部下の者に捜させておりますと、この病院へ松本正雄の仮名で入院していることが分かったので、看護婦を買収して様子を探らせていると、今日、レントゲン室の前でお蝶と会う打ち合わせをしたことが分かったので、医員に扮装して長椅子の下に隠れていたの