Classici giapponesi con furigana
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ごかいのまど
五階の窓
甲賀 三郎
Leggi 五階の窓 (ごかいのまど) di 甲賀 三郎 (こうがさぶろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 12.373 caratteri · 25 schermate
「どうして?」
「それみろ、驚いたろう。夢判断だってばかになるまい」
「いいから早く言え」
「つまり、こうなんだ。もし野田が商会主を殺したのなら、夢に何か殺した連想が現れるはずさ。あるいは抑制が働いたかもしれんが、それにしても自分の代わりにだれかほかの者に殺さすくらいの夢は見てもいいわけだ。それがないところをみると、どうも直接手を下さなかったと言える。商会主の倒れた前後がすこぶるぼんやりしているのは、これは明らかに抑制が働いたので、彼は商会主の倒れた前後のことは考えたくなかったので夢に現れない。考えたくないということは知っていたということになる。もし知らなかったら大いに考え、大いに想像をめぐらすわけさ」
「ふーん」
「商会主が倒れて急に北川になったのは抑制が働いたのと、一つはこれが北川であってくれればいいという希望が働いたのだ。野田はたしかに北川を恐れているよ」
「なるほど、面白いな。しかし、野田がもし夢を脚色して、ありのままを言っていないとしたらどうだい」
「根本的に破壊されるね」
「なあんだ、つまらない。ちょっ、とうとうぼくを担いだね」
「怒るな怒るな、話はまだあるのだ。