Classici giapponesi con furigana
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おうべいかっこく せいきょうにっき
井上円了・世界旅行記
井上 円了
Leggi 井上円了・世界旅行記 (おうべいかっこく せいきょうにっき) di 井上 円了 (いのうええんりょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 260.015 caratteri · 519 schermate
七、太陽直下の風光
日が暮れようとするときに涼しさがまず起こり、女性は飛ぶ蝉のように袖をひるがえして行くのである。)
呂宋第一都、苦熱骨将レ枯、日落涼風起、六根漸覚レ蘇。
(呂宋第一の都会は、はなはだ熱く、骨も枯れ果てるかと思われた。日暮れて涼風が起こり、六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)はようやく生き返る思いがしたことだった。)
吹く風も流るゝ水も熱ければ、マニラや熱の地獄なるらん
夏よりも暑きマニラの旅枕、わが故郷の風ぞこひしき
七、太陽直下の風光
十七日、晴れ。午前上陸、暑さを恐れてただちに帰船す。午時出帆して木曜島に向かう。進航中は涼風入り来たり、かえって暑さをしのぐにやすし。
十八日、炎晴。穏波軽風、朝来ときどき小巒州の波間に隠映するあり。午時太陽を仰ぐに、頂天よりやや北方にあるを覚ゆ。船中に遊泳場を設け、朝夕客をして浴泳をなさしむ。夜に入り黒雲四方に遮り、はるかに電光を見るも、雷雨来たらず。
十九日、炎晴。早朝わが船海峡に入り、左右に林巒の鬱然たるを指顧して過ぐ。これより海ようやくひろく、終日また山影を見ず。風あれども風また熱し。夜に入るも暑さなお減ぜず、海水の温度は八十度に達し、甲板上に横臥するも、なお発汗を免れず。