Classici giapponesi con furigana
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じんぞうにんげんエフし
人造人間エフ氏
海野 十三
Leggi 人造人間エフ氏 (じんぞうにんげんエフし) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 53.879 caratteri · 109 schermate
大辻が運転をした。三人はとぶように京浜国道をとばして現場へ急行した。一時間も走ったころ、山かげを廻った。すると運転台の大辻が、
「ああ先生、あそこですよ。たいへんな煙がでています」
と、前をゆびさした。なるほど、まっ黒な煙が、もうもうとふきだしている。
「そうだ。あそこにちがいない。おい大辻、全速力ですっとばせ!」
帆村探偵の命令で、なお全速力で、現場に近づくにしたがって、爆発のため破壊された家や塀の惨状が、三人の目をおどろかせた。現場ちかくで頤紐かけた警官隊に停車を命ぜられた。
「おいおい、ここから中へはいってはいけない」
三人は車をおりた。帆村が口をきくと、非常線を通してくれた。三人は、地上に大蛇のようにはっている水道のホースのうえをとびこえながら、なおも奥の方へすすんだ。
「おい、そっちいっちゃ、あぶない。そっちには、まだ爆発していない火薬庫があるんだ」
そういって一人の警部が、帆村たちにこえをかけたが、急に気がついたという風に、
「おう、帆村君か。君もやってきたのか」
と、帆村に話しかけた。帆村がその方を見ると、それは彼と親しい警部だった。
「やあ、河原警部さんじゃありませんか。