Classici giapponesi con furigana
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れいこせいめいむろく
令狐生冥夢録
田中 貢太郎
Leggi 令狐生冥夢録 (れいこせいめいむろく) di 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 6496 caratteri · 14 schermate
「あの男を見るがいい」
鬼使の一人は罪人の一人へ指をさした。
「あれは何人だろう」
※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)は聞いてみた。
「あれは宋の秦檜さ、忠良を害し、君を欺き、国を滅したから、こんな重罪を受けておる、他の者も皆国を誤ったもので、この者どもは、国の命が革まるたびに、引出して、毒蛇に肉を噬まし、飢鷹に髓を啄かすのだ、それで、肉が腐り爛れてなくなると、神水をかけて業風に吹かすと、また本の形になる、こんな奴は、億万劫を経ても世には出られないよ」
※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)はもう家へ還りたくなった。
「もういい、家へ還りたい」
鬼使は※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)を送ってそこを出た。そしてすこし歩くともう※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)の家であった。※(「言+饌のつくり」、第3水準1-92-18)はもう送って貰わなくてもよかった。
「もういい、ここでたくさんだ、還って貰おう、しかし、何もお礼をするものがなくて気の毒だ」
すると鬼使が笑った。
「お礼はいらない、それよりか、また詩を作って、世話をかけないようにして貰おう」