Classici giapponesi con furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Leggi 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) di 高浜 虚子 (たかはまきょし) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 73.016 caratteri · 144 schermate
何処かの茶店に休んで餅を食っている時に、軒近く飛んで来た鶯が、その手にしている餅――もしくは皿の中に在る餅――に糞をしたというのである。これも餅に糞をされて困りはしたものの、春らしい長閑な心持に打ち興じた句である。
秋之坊を幻住庵にとめて
我宿は蚊の小さきを馳走かな 芭蕉
秋之坊という俳人を幻住庵に泊めた時の句で、何も御馳走はないが、唯だ蚊が小さいのだけが御馳走だというのである。『蚊相撲』という狂言に近江の国から出て来た男を抱えると、それが蚊の精であったというのがあるが、大方近江に蚊は名物なのであろう。殊に蚊は大きい方はまだ始末がええが、小さい方と来たらいよいよ始末に終えないものである。秋之坊先生も少々その小さい蚊に盛んにやられるのに閉口していたのであろうが、其処を芭蕉はかえって、その小さい蚊がせめてもの馳走だと滑稽的に言ったのである。さてこの幻住庵というのは近江の石山の近傍の或山にあった庵で、幻住老人という人が住っていたあとへ芭蕉は這入りこんで、其処で一年半ばかりを過ごしたのであった。その時の記事に『幻住庵記』という立派な文章がある。この清貧の隠士芭蕉の生活を十分覗うことの出来る文章である。