Classici giapponesi con furigana
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『けんこうかいぎ』そうさくせんひょう
『健康会議』創作選評
宮本 百合子
Leggi 『健康会議』創作選評 (『けんこうかいぎ』そうさくせんひょう) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 2566 caratteri · 5 schermate
文学作品とするとかたい。けれども、感情に正常な健全さがある。
「細い腕」は「白い激流」が終っているあとにつづく闘病者の現実、療養所内の自治会活動についてあらわれている現実の細目とでもいうべき題材である。誠実な心情がうけとれる。作者は、しかし、人道的であり集団的活動の熱意をもって働いている主人公のありかたについて、もう一つ深めてみてもよかったと思う。主人公の僚友に対する責任感が、自身患者であるその人個人の安静の犠牲によって果されるしかないという療養所内の現実が、もっと読者に省察させるモメントとし、とらえられてよかった。
「縫い音」 関としを
「やもめ倶楽部」 赤城草之介
「縫い音」は、ひろく共感を誘う妻のシチュエーションであるけれども、書き出しの女性らしい文章の体質と、すこしあとの方の文章と、どこかちがって来ているのは、どうしてだったろう。後半いまの風俗小説風の世相が女主人公の生活にふれて来てから、最後のむすびに到る間に、作者は一歩女主人公の心の内にせまって、たたかう心を見まもるべきであった。そこにこの小説のテーマがより深められ、じみちな生活のたたかいによって病む夫への愛の誠実さをこめて女主人公の人生に対する生きかたの選択が語られるはずであった。