Classici giapponesi con furigana
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はっけんでんだんよ
八犬伝談余
内田 魯庵
Leggi 八犬伝談余 (はっけんでんだんよ) di 内田 魯庵 (うちだろあん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 21.945 caratteri · 43 schermate
全部を二分して最初の半分が一輯より八輯まで、アトの半分が総九輯というようなコンナ馬鹿々々しい巻数附けは『八犬伝』以外には無い。これというのは畢竟、モウ五冊、モウ三冊と、次第にアトを引き摺られてよんどころなしに巻数を増したと見るほかはない。
例えば親兵衛が京都へ使いする一条の如き、全く省いても少しも差支ない贅疣である。結城以後影を隠した徳用・堅削を再出して僅かに連絡を保たしめるほかには少しも本文に連鎖の無い独立した武勇談である。第九輯巻二十九の巻初に馬琴が特にこの京都の物語の決して無用にあらざるを強弁するは当時既に無用論があったものと見える。一体、親兵衛は少年というよりは幼年というが可なるほどの最年少者であって、豪傑として描出するには年齢上無理がある。勢い霊玉の奇特や伏姫神の神助がやたらと出るので、親兵衛武勇談はややもすれば伏姫霊験記になる。他の犬士の物語と比べて人間味が著しく稀薄であるが、殊に京都の物語は巽風・於菟子の一節を除いては極めて空虚な少年武勇伝である。
本来『八犬伝』は百七十一回の八犬具足を以て終結と見るが当然である。馬琴が聖嘆の七十回本『水滸伝』