Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
りしりざんとそのしょくぶつ
利尻山とその植物
牧野 富太郎
Leggi 利尻山とその植物 (りしりざんとそのしょくぶつ) di 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 11.115 caratteri · 22 schermate
のであるからして、下山した人足の内で、直に食物と露営の防寒具等を携えて、再び登り来るように命じて殆んど日没に間近きころ、余らは加藤子爵の一行と袂を分つことになった。
前にも言った通り山上に一泊の予定でなかったから、何らの用意もないので、どうして一夜を明したら宜しいかと一同殆ど当惑したが、第一に水を得なければ困るのであるから、その辺を捜して見たところが、左の方に草を分けて一町ほど下れば、其所に水もある、また水の辺に小さな小屋があったらしい跡がある、これが今から考えて見ると、川上君などがこの山に籠った処であろうと思う、それから先ず木下君と余は共に夏服であるからして、たださえ夜になれば冷気を感ずる位であるから、この高山の上ではますます寒気が強く堪えられないのは勿論である、従って充分に火を焚いて暖を取ることが肝要であるから、人足に命じてかなり多くの燃料を集めさせた、またその次には小屋という小屋は無論ないから、何とかして自分ら二人の身体を入れるだけのものを拵えたいと思ったが、それも思うようには出来ないので、止を得ないから、この辺の雑木はつまり、エゾノタケカンバとミヤマハンノキと中に少しずつ、ハイマツも混じっているが、高サが三、四尺位しかない