Classici giapponesi con furigana
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 251.906 caratteri · 495 schermate
秦の穆公大いに猟してやっとその雌の方を獲、祠を立って祭ると光あり、雷声す。雄は南陽に止まるに赤光あり、長十余丈、時々来って雌と合う。故に俗にその祠を宝夫人の祠と称したとありて、穆公は雌ばかり獲たから伯になったのだ。かく怪物同士が本性を告訴し合う話がインドにもあり、それにもやはり一方は土中に住んだとある。『諸経要集』に引いた『譬喩経』に富人が穀千斛を地に埋め、春暖に至り種を取ろうと開いて見れば、穀はなくて手足も頭目もない頑鈍肉様の一虫あるのみ。皆々怪しんで地上へ引き出し、汝何者ぞと問えど返事せぬ故、錐で一所刺すと、初めて、我を持ちて大道傍に置かば我名をいう者来るはずと語った。道傍へ置くに三日の中に誰もその名を言い中る者なし。爾時数百人黄なる馬と車に乗り、衣服も侍従も皆黄な一行が遣って来り、車を駐めて彼を穀賊と呼び、汝はどうしてここに在るかと問うと、われは人の穀を食うたからここへ置かれたと答え、久しく話して黄色連は別れ去った。主人穀賊に彼は誰ぞと問うと、彼こそ金宝の精で、この西三百余歩に大樹あり、その下に石の甕を埋め、黄金中に満ち居る、その精だといった。