Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 251.906 caratteri · 495 schermate
四)といえるは、蚤く守宮の名あるについて、かかる解釈を捏造したのだ。
『夫木抄』に「ぬぐ沓の重なる上に重なるはゐもりの印しかひやなからん」。『俊頼口伝集』下に「忘るなよ田長に付きし虫の色ののきなば人の如何答へん」「ぬぐ沓の重なる事の重なれば井守の印し今はあらじな」「のかぬとも我塗り替へん唐土の井守も守る限りこそあれ」中略、脱ぐ沓の重なると読めるは女の密かに男の辺りに寄る時ははきたる沓を脱げば、自ずから重なりて脱ぎ置かるるなりというた。この最後の歌はかつて(別項「蛇の話」の初項)論じた婬婦の体に、驢や、羊や、馬や、蓮花を画き置きしを、姦夫が幹事後描き替えた笑談と同意だ。右の歌どもはヤモリと井守を取り違えおれど、全く唐土の伝説を詠んだものだ。
さて、『回教伝説』にノルテオクが指させば人を殺し得るその指で自分を指さして死んだというのが、バシリスク自分の影に殺さる譚に酷似する。も一つこれに似たのは、古ギリシアのメズサの話で、そもそも醜女怪ステノ、エウリアレ、メズサの三姉妹をゴルゴネスと併称す。可怖、また高吼の義という。翼生えた若い極醜女で、髪も帯も、蛇で、顔円く、鼻扁たく、出歯大きく、頭を揚げ、舌を垂れ振るう。