Classici giapponesi con furigana
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
Leggi 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) di 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 251.906 caratteri · 495 schermate
もししからばすなわち張公が言非なるか、因って挙似して以てその所以を詢う、僧いう晨を司る鶏は必ず童を以てす。もし天真を壊らば豈能く常あらんや、けだし張公特にいまだこの理を知らざる故のみと記す。雄鶏を雌と隔離して一生交会せしめなんだら果して正しく時を報ずるものにや。暇多い人の実験を俟つ。『世説新語補』四に賀太傅呉郡の大守と為りて初め門を出でず、呉中の諸強族これを軽んじ、すなわち府門に題していわく、会稽の鶏は啼く能わずと。賀聞きてことさらに出で行き、門に至りて反顧し、筆を求めてこれを足して曰く、啼くべからず、啼かばすなわち呉児を殺さんと。ここにおいて諸屯邸に至り、諸強族が官兵を役使しまた逋亡を蔵せるを検校し、ことごとく事を以て言上し、罪さるる者甚だ多し、陸杭時に江陵の都督たり、ことさらに孫皓に下請し、しかる後釈くを得たりとある。昔細川幽斎、丹後の白杉という所へ鷹狩に出た時、何者か道の傍の田の畔に竹枝を立て書いた物を掛け置いた。見れば百姓の所為らしい落書だった。その文句に「一めいわく仕るはにがにがしき御仕置にて、さんざんしほうけごんご道断なり。六月の日てりには七貧乏をかかげはちをひかくふせい、くにに堪忍なるように十分にこれなくとも仰せ付けられ下さるべく候」