Classici giapponesi con furigana
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うもんとりものちょう
右門捕物帖(三)
佐々木 味津三
Leggi 右門捕物帖(三) (うもんとりものちょう) di 佐々木 味津三 (ささきみつぞう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 241.558 caratteri · 480 schermate
用があったら庭へ回りゃいいんだ。だれだよ! だれだよ! どこのどいつなんだ!」
「お騒がせいたしましてあいすみませぬ。では、ごめんなんし。そちらへ参ります。――さっきはどうも失礼。どこのどやつでもねえ、あそこでお目にかかったあっしでごぜえますよ」
声といっしょにぺこりと頭をさげながら、ぬうとその庭先にのぞいた顔は、だれでもないあの土橋ご門のわきで親分さかさねこ伝兵衛の影にかくれながら、しきりとさいころをいじくっていた三下奴です。――見ながめるや同時に伝六のいきりたったのは当然でした。
「ちくしょうッ。うぬかッ、うぬかッ、さっきはよくもおいらをはめりゃあがったな! なんの用があってうしゃがったんだッ。まだだまし足りねえので、またのめのめと来やがったか!」
「冗、冗、冗談じゃござんせんよ! さっきはさっき、今は今なんでごぜえます。じつあ、親分が、あの親分がね、死んだんです! 殺されたんです! 突然と変な死に方をしちまったんですよ!」
「なにッ。え、そりゃほんとうかい! ほんとうかい! いつ、どこで、どんな死に方しやがったんだ」
「うちなんです! 大根河岸のあのうちなんですがね。