Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
早咲「そればかりでも結構すぎるに、お心立が優しくって、きりゝと締った所があるとは、嘘のような殿御振り、お話を承わりましたばかりで私はつい、ホヽ……オホヽヽヽ」
と女中達のはしたなきお喋りも一座の興でございます。
三十一
殿様は御機嫌よろしく打笑まれまして、
和「どうじゃ島路、皆の者は話を聞いたばかりで彼様に浮れて居るに、其方は何故鬱ぐのじゃ」
と退引のならんお尋ねを迷惑には思いましたが、此の所で一言申しておかなければ、殿様が自分を他の女中達のように思召して、万一父助七へ御意のあった時は、否やを申上げることも出来ぬと思いましたから、羞かしいのを堪えまして、少し顔を上げ、
島「だん/\の御意は誠に有難う存じますが、何卒此の儀は御沙汰止にお願い申上げます、長二郎は伎倆と申し心立と申し、男として不足の廉は一つもございませんが、私家は町人ながらも系図正しき家筋でございますれば、身分違いの職人の家へ嫁入りを致しましては、第一先祖へ済みませず、且世間で私の不身持から余儀なく縁組を致したのであろうなぞと、風聞をいたされますのが心苦しゅうございますれば、何卒此の儀は此の場ぎり御沙汰止にお願い申上げます」