Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
茂「それは、へい私の所持金で」
奉「余ほど多分に貸付けてある趣じゃが、其の方如何して所持いたし居るぞ、これは多分何者か其の方どもの実体なるを見込んで、貸付方を頼んだのであろう、いや由、何も怖がることは無い、存じて居ることを真直に申せばよいのじゃ」
三十三
由「はい、その金は、へい先の旦那がお達者の時分から、御新造様がお小遣の内を少しずつ貸付けになさったので」
奉「フム、然らば半右衛門の妻柳が、出入の経師職幸兵衛を正直な手堅い者と見込んだゆえ、其の方の宅において貸付金の世話をいたさせたのじゃな、左様であろう、何うじゃ」
茂「左様でございます」
奉「由其の方は女の事ゆえ覚えて居るであろう、柳が初めて産をいたしたのは何年の何月で、男子であったか、女子であったか、間違えんように能く勘考して申せ」
由「はい」
と両手の指を折って頻りに年を数えながら、茂二作と何か囁やきまして、
由「申上げます……あれは今年から二十九年前で、慥か御新造が十九の時で、四月の二十日に奥州へ行くと云って暇乞にまいりました人に、旦那様が塩釜様のお符をお頼みなさったので、私は初めて御新造様が懐妊におなりなさった