Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
のを知ったのでございます、御誕生は正月十一日お蔵開きの日で、お坊さんでございますから、目出たいと申して御祝儀を戴いたのを覚えて居ります」
奉「ムヽ、柳が懐妊と分った月を存じて居るか」
と奉行は暫らく眼を閉じて思案をいたされまして、
奉「由其の方はなか/\物覚えが宜いな、然らば幸兵衛が龜甲屋方へ初めてまいったのは何年の何月頃じゃか、それを覚えて居らんか」
由「はい、左様」
と暫らく考えて居りましたが、突然に大きな声で、
由「思い出しました」
と奉行の顔を見上げて、
由「幸兵衛が初めてまいりましたのは、其の年の五月絹張の行灯が一対出来るので」
と茂二作の顔を見て、
由「それ、お前さんが桃山を呼びに行ったら、其の時幸兵衛さんが来たんだよ、御新造が美い男だと云って、それ、あの」
と喋るのを茂二作が目くばせで止めても、お由は少しも気がつかずに、
由「別段に御祝儀をお遣んなさったのを、お前さんがソレ」
と余計なことを喋り出そうといたしますから、茂二作が気を揉んで睨めたので、お由も気が付いたと見えて、
由「へい、マア左様いうことで、それから私共まで心安くなったので、其の初めは五月の二日でございます」