Classici giapponesi con furigana
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めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Leggi 名人長二 (めいじんちょうじ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 67.631 caratteri · 134 schermate
んですが、雪になっちゃア当分喰込みです」
茂「雪は後が長くわるいからね」
と立話をしておりますうち、お由が隣へ預けて置いた入口の締の鍵を持って来て、格子戸を明けましたから、茂二作は内へ入り、お由は其の足で直に酒屋へ行って酒を買い、貧乏徳利を袖に隠して戻りますと、茂二作は火種にいけて置いた炭団を掻発して、其の上に消炭を積上げ、鼻を炙りながらブー/\と火を吹いて居ります。お由は半纏羽織を脱いで袖畳みにして居りますと、表の格子戸をガラリッと明けて入いってまいりました男は、太織というと体裁が宜うございますが、年数を喰って細織になった、上の所斑らに褪げておる焦茶色の短かい羽織に、八丈まがいの脂染みた小袖を着し、一本独鈷の小倉の帯に、お釈迦の手のような木刀をきめ込み、葱の枯葉のようなぱっちに、白足袋でない鼠足袋というのを穿き、上汐の河流れを救って来たような日和下駄で小包を提げ、黒の山岡頭巾を被って居ります。
三十五
誰だか分りませんが、風体が悪いから、お由が目くばせをして茂二作を奥の方へ逐遣り、中仕切の障子を建切りまして、
由「何方です」