Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しこくへんろにっき

四国遍路日記

種田 山頭火

Leggi 四国遍路日記 (しこくへんろにっき) di 種田 山頭火 (たねださんとうか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 15.842 caratteri · 32 schermate

Aozora Bunko

……

同宿同室一人ふえる、若い易者だ、なかなかのリクツヤらしい。

――銭一銭米一合残っているだけだ!

ひなたまぶしく飯ばかりの飯を

まぶしくしらみとりつくせない

老木倒れたるままのひかげ

街のある日のあるところ

ハイヒールで葱ぶらさげて只今おかへり

今日の太陽がまづ城のてつぺん

道べり腰をおろして知らない顔ばかり

旅のほこりをうちはらふ草のげつそり枯れた

旅の旅路の何となくいそぐ

十一月十四日 晴――曇、滞在。

寒くなつた、冬が近づいたなと思う、沈欝やりどころなし、澄太君からも緑平老からも、また無相さんからも、どうしてたよりがないのだろう、覚悟して――というよりも、あきらめて――ままよ一杯、また一杯。……

今日はよく辛棒した、七時――十一時、そしてまた十二時――二時、市内行乞、五十二銭の銭と八合の米を貰って帰って来た。

毎夜、御詠歌の稽古が熱心につづけられる、御詠歌というものはいろいろの派があるけれど、所詮はほろりとさせられるところにそのいのちがある。

銭はなくてもゆとりがある!

いろ/\さま/″\

木賃宿は、多くの人は御飯四合貰う(女は三合)、それを三度分にする人もあるし、二度で食べてしまう人も少くない、だいたい流浪者はお昼をぬかす二食が普通だ。